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2009-01-10

覚醒 の 蒼き 岩

リーによるとライブコーラル(ライブロック)、海草・海藻をいれ、強力なエアレーションをして、ろ過は設置しないものをナチュラルシステムとしています。

その後、時代はナチュラルシステムの流れを大きく2つへと分けました。

1. サンドベットシステム(モナコ式、DSB) → ECOsystem
2. ベルリンシステム              → バクテリオプランクトンシステム


1は底砂を還元層とし、できるだけ手をかけない初心者向けのシステムとして発展したと捉えたもの。ライブコーラルをシステムの中心に考えたもの。(アメリカ式)
2は添加剤などを水質を測定しながら毎日添加し、完全に管理するシステムとして発展したと捉えたもの。エアーレーションを重視、スキマーへと発展させたもの。(ドイツ式)

今回はZeoliteを利用するバクテリオプランクトンシステムの最大派閥ZEOvitを取り上げましょう。

ZEOvitとは。
E.U.で発祥し、2007年よりシステム的発展をアメリカにて経て、完成されつつあるシステムです。最も効果的ですが、最もリスクの高いシステムという認識を私はもっています。

システムの目的は、"低栄養塩の環境をつくる"というものです。
が、このシステム導入者の目的はSPSの色彩をパステル化するためと私は推測しています。
そのため、議論にあげやすいのが、”自然”か”不自然”です。
沖縄、奄美、インドネシア、シンガポール、フィジー、ニューカレドニア、カリブ…と潜ってきた経験でいうと、ZEOvitは”不自然”な海を目指していると言えます。

これはこれで良いのです。別に自然な海を目指す必要はありませんし、SPS水槽で自然の一部を切り取ったような水槽を作ることは不可能に近いです。

ZEOvitでの色揚げはSPSを限定し、ソフトコーラルではポリプの伸張に触れているだけにとどまっています。そこで、私の実験はソフトコーラルとイソギンチャクで実施しました。後ほど述べますが、原因を特定するため、ZEOvitの推奨設備とは違っていますので、XEOvitと呼んでいます。また、開始当時の2007年、日本では正規品を入手できなかったため、代替品を使用しています。そのため、ZEOvit本製品との効果に若干違いがあるかもしれません。

シマキッカ開始時
XEOvit開始直後;キッカイソギンチャクとシライトイソギンチャク

ZEO後
XEOvit効果確認;キッカイソギンチャクとシライトイソギンチャク

さて、このZEOvitのメインとなるのは、Zeoliteです。ZEOvitが販売しているZeoliteは3種の混合物であり、そこに長年のノウハウがあります。

Zeoliteと言えば、淡水では普通に使われていますし、イレブンの中にはKENTのナイトレートスポンジを使用したアクアリストには懐かしく思えるでしょう。淡水下だけではなく、海水下でのZeoliteの硝酸塩除去能は非常に優れていることは多くのイレブンによって実証されています。

このシステムで、特にキーポイントになるのは、Zeoliteです。数あるZeoliteでも特にE.U.の一部地域で産出されるものが効果的とされています。

なお、ZEOvitのものではなく、他のZeoliteを使用して水槽を崩壊させたアクアリストもいるようです。

3種の混合、そして、特殊なZeoliteの選定。単に硝酸塩除去のためにZeoliteを使っただけのシステム。昔から、あるよと考えるイレブンはご再考を…。

作注)
イレブン
”エリア11”に住むろ過派を、ナチュラル系マリンアクアリストが呼ぶときの呼び名。差別的ニュアンスがあるので、ろ過派はこの呼び名を嫌っている。

参考文献)

ZEOvit Guide ver.1.02 (ver.1.03は未読)
Eric Michael
Yuzo
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Tetsuoさん、
Zeoliteでは、アンモニウムを取り除くために硝酸塩が作られ難いと理解していますが、あっていますでしょうか?「硝酸塩除去」というよりは、硝化反応?が最低限に済むという感じに思いますが、いかがでしょうか?

イソギンチャクの実験では、栄養補給に何か添加されましたでしょうか?貧栄養塩環境における栄養素補給の必要性の有無について教えてください。

似たようなシステムを書いても違反でしょうか?
(違反者になっていないことを祈ります。。。)

TAKAさん。

マニュアル(ver. 1.03)にはTAKAさんがお書きの機序が書かれています。
淡水下では正しい理解と思います。が海水ではまったく違うでしょう。確かに、化学的にはゼオライトはアンモニアを吸着します。しかしながら、それならば、ZEOvitでバクテリアをあそこまで添加、維持する必要があるのでしょうか?ZEOvitにわざわざデトリタスがつく理由は?すべてはこの系のシステムとなったマイクロバクテリアルにあります。バクテリアによる硝酸塩除去と考えてください。次のエピソードでも書きます。

栄養補給にCOM2(乾燥アミノ酸+微量元素)を添加していたのが上記の実験時のものです。栄養補給ですが、必要と考えます。が、魚のいる水槽で餌をあげていたら栄養補給になるわけですし、マニュアルに記載されているように水換えしたら…栄養補給なしとは言えないでしょう。添加剤なしに維持可能といえば、維持可能です。ただし、鮮やかな色が出ません。ゼオライト使用だけの問題は既に実施済みなので後日書きます。
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Tetsuo☆キラリ♪

Author:Tetsuo☆キラリ♪
♪♪♪♪♪♪♪♪
マリンアクアリストにょろ。
最近はジョジョにょろ。
スタンド占いはメタリカです。鉄分を遠隔操作できるスタンドです。本体は暗殺団のリーダー、リゾット・ネエロです。反骨精神豊富にょろ。
「ついに…オレ…は…つか…んだ。システムの正体を…」


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“なんもない”と“いないばぁ”は一青窈の唄名ということ以外、一切関係ありません。

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