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2009-04-04

水流 舞う

アクアリストの条件 ver. にょろ

その1。
だんじて小手先の水景をえがくなかれ
おのれの血の全てを海水にするにょろ。

その2。
かりそめにも花の人気を追うなかれ
土をおこして根を肥やすにょろ。

その3。
いくばかの安定を得ても未練をもつなかれ
嵐と平和あれば嵐をえらぶにょろ。

その4。
いかなるときも殺して泣くなかれ
殺して研究し長期飼育を生む母とするにょろ。

その5。
以上を守りぬいても自分のみ正しいと思いあがるなかれ
自分以外すべて師とするにょろ!

参考文献)
原作:梶原一騎、作画:川崎のぼる. 男の条件. 集英社. 1970.
原作:大場つぐみ、作画:小畑健. バクマン。. 集英社. 2008.


オオバナサンゴ 入手時 蛍光灯下
オオバナサンゴ。紺地に蛍光グリーン。縁は赤。

オオバナサンゴ 1ヵ月後 蛍光灯下
1ヵ月後。縁の赤がピンクになりはじめる。

オオバナサンゴ 4ヵ月後 レコルト球下
4ヵ月後。紺地はほとんど色抜け。ほぼ白くなりかける。色揚げ失敗。




今回は基礎に戻って。
水流舞うということで水流の話です。
この水流もナチュラルシステムで意味が大きく変化したアクア用語のひとつです。

水槽の水の回転数はどの程度が最適でしょうか。
私が教わったときは、OF水槽の場合、6-7回転/時間くらいにするべき、と習ったような記憶があります。これはウエットろ過材を通過するときの適正な速さ設定のようなものです。

では、ろ過材のないベルリンはどうなるのでしょうか?

ベルリン式+プレナム式。
リーフタンクを90cmOF水槽で行っていたときです。
本水槽とサンプの循環回数は低め。
私の場合は基本的に低め、3回転/時間くらいです。
メインの方にプレナムありましたので、サンプは吸着剤とスキマーだけでした。
サンプへの流量を落とした方がサンゴの調子は良かったので、徐々にポンプを下げました。
D.I.Y.だに卿も同じ意見を述べており、回転数は落とした方が生体の調子が良いと言っていました。

吸着剤を使用するときは、200L/時間あたりが最適。これ以上早いと吸着剤の効率を下げます。(吸着剤の種類により一部例外あります)

その代わり、クーラーは投げ込み式をサンプに入れ、冷却効率化。
水槽内はマキシジェットを3台使用し、至るところに水が流れるようにしました。

The Reef Aquarium Vol.3の108ページを読むと、本水槽とサンプの水交換は1-3回転/時間と書かれていますので私の経験による流量設定もそれほど間違っていたとは言えないでしょう。

では、話を変えて、水槽内の水流はどうでしょうか?
水槽内にはパワーヘッド山のようにつけている水槽やVortech MP40/MP20を設置している水槽が多いと思います。

ZEOvitはこの手の流量に関して珍しく意見しているシステムです。
水槽内の流量はよどまないように10-20回転としています。

で、私の90cm。以前のリーフタンクがどうだったのか、計算してみます。
ニッソー製90cm規格水槽なので、本水槽で考えると実質160Lくらい。
でパワーヘッドの合計は約3000L/h。
3000/160=18.75回転。ほぼ上限限界ですね。
こう考えると、長年使用してきた水槽は微調整を重ねるうちに、最適な条件な水流量となっています。

そして昨年立ち上げた水槽。
今のECO system水槽ですが。

本水槽は約105Lくらいの水量で、ECOsystemサンプは30Lくらいでしょうか。
Vortech MP20 1台 1/2くらいで使用。 1890から8505L/h
Skileter250 1台 945L/h
合計7560L/h
サンプへの送水
e~ROKA PF-701 660L/h


本水槽内の水流は 2835/105から8505/105 = 27から81回転
本水槽とサンプの循環は 660/135 = 5回転

実際はサンプへの送水はロスが大きいし、近々クーラーをつけるので3回転くらいというところでしょう。しかしもう1段階ポンプを落とした方が良いにょろ。

まとめ 文献による理想値

本水槽サンプ間の循環回数 1-3回転/時間
水槽内の水流 10-20回転/時間


参考文献)
Delbeek, J.C.; Sprung, J. The Reef Aquarium Vol.3, Two little fishies, Inc., 2005.
ZEOvit Guide ver.1.03
だにさん
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Tetsuoさん、
>本水槽とサンプの水交換は1-3回転/時間と書かれています
これは知りませんでした。自分は、10回転/時間がよいかと思っていました。私の水槽も見直したほうがよさそうですね。

>Vortech MP20 1台 ½くらいで使用。6615L/h
これだとほぼMAXじゃないでしょうか?確か、500~2000GPHがMP20の仕様だったと思います。

最低出力とし、27回転とすべきでした。

TAKAさん♪

水槽の水の循環。見た目1750gphくらいです。まわして確認してみると限界の3/4くらいでした。(わかり辛い目盛りです)

この設定、MAXから徐々に落として調整しました。MINが500gphと推定すると、水流の強さの概算がわかりやすいです。

もっとも常時この強さではないのでそれを除去しなければいけないのですが、そこまで計算できないので。最低値の計算でだすべきでした。

最低値で計算すると
(500gph)1890L+945L=2835L
2835L/105L=27回転となります。

Tetsuoさん、
ちょっと自分の水槽も計算して見ました。

本水槽サンプ間の循環回数
650GPH

水槽内の水流
Vortech MP40W x 2=2000GPH x 2=4000GPH

Total=4650GPH

水量が65Gal + 20 Gal=85Gal
4650÷85=約54回転
かなり理想とはかけ離れていますね。
Vortechの調整は、SPSのポリプが揺れる感じで調整しています。

>本水槽とサンプの水交換は1-3回転/時間と書かれています
なぜこの回転がよいのかTetsuoさんなりの理論はありますでしょうか?例えば、サンプでじっくり水を処理するためなど。

ろ過は本水槽で

TAKAさん♪

私の考えになるので間違えがあるかと思いますが。

OFの考え方ではサンプでろ過(ウェット、ウェツト&ドライ、ドライ)するので、サンプでの通水する効率が重要なのです。ところが、ベルリンシステムではろ過材はなく、サンプにはスキマーと吸着剤だけです。活性炭などの吸着剤は流量が適切でなければ効率が悪くなります。

ナチュラルシステムになりますと、本水槽に底砂をひき、そこでろ過?します。つまりサンプは不要ですし、逆にろ過?しないむだな容積となります。そこにわざわざ水を通す理由はありません。止水ができない程度で十分なのです。

ということで本水槽とサンプの循環は最低限で十分。過剰な水流は電気代の無駄なので、最低限のポンプでという意味と考えています。

生体面では底砂の効果と、吸着剤の効率化かなどでその効果は確認できます。

Vortechは変動するので、ちょっと計算しずらいですね。また太い水流なので、マキシジェットとは違いますね。サンゴが動いたり、ポリプがストレスを受けない限り高めでも良いのではないでしょうか。

また、ZEOvitの場合は、本水槽とサンプの循環は高目の方が良いと思います。1-3回転では低いと思います。水質を均一化させるためにも高めで行った方が良いです。(サンプ内にZEOリアクターが設置していると仮定して)

よく考えると そうですね

回転を多くしてもスキマーを通る水は スキマーのポンプに依存する事になりますし それ以上回しても回ってるだけですね

ただ、どうでしょう あくまでも強力なスキマーを使うという事でしたら そのスキマーのポンプの強さに合わせて 回転数も上げればと思うのですが

家はスキマーのポンプは小さいのでそんなに回しても仕方がありません

家は40L/分のポンプが2つですが ポンプロスと落差を考えると 2台で50L/分くらいになるかと思いますので6回転というところです
水槽内は30L/分のパワーヘッドがあるだけですので 循環と合わせて80L/分とすると9.6回転というところでしょうか

これにウェーブが係わってくるのかどうか?

自分も計算してみました
本水槽100Lにサンプ80Lで計180L
揚水ポンプがエーハイコンパクト1000なので1000L/H
単純計算なら1000/180で約5回転
揚程を考慮すると実際は3回転も回っていないと思います
弱いと思っていましたがエコ風水槽には丁度良いのかな?

水流は別個に繋いだクーラーからの排水で作っているのでそれなりにあります
100Lの水槽なのにエーハ1262で3600L/H、水流コントローラに繋いだマキシ500が2個で1000L/H、計4600L/H
4600/100=46…エーハ1262はscwdとクーラー繋いでいるので数字の割には強く感じないですね

スキマーの処理水を増やしたいのでサンプの一層目、スキマー層からもう1個エーハコンパクト1000を繋いで揚水するツインドライブ計画を立てましたが、
実際稼動させると本水槽が泡の粒子で真っ白に(笑

計算は複雑…

狩人さん♪

>ただ、どうでしょう あくまでも強力なスキマーを使うという事でしたら そのスキマーのポンプの強さに合わせて 回転数も上げればと思うのですが

そういう考え方も正しいと思います。餌の回数が多い飼育スタイルや、粘膜質の表皮魚を多く飼育している水槽では有効です。が、ナチュラルシステムで運用する場合は、水が汚れるときにスキマーを稼動させないと意味がないです。餌や添加剤をあげているときに稼動させては餌を取るだけですしね。回転数が多ければ多いだけ弊害がうまれることもあります。

また、実際運用すると、電気代ほど効果ないのです。外付けでもポンプ内を水が通るため、やはり、ポンプによる水温上昇、そしてクーラーの稼働時間の延長というサイクルになる場合が多いです。屋外にKDAを設置する。ポンプ周りの空気を動かして効率UPするなどの対応してまで、のメリットは大きくないと思います。

それならば、回転数はあげつつ、スキマーの強弱をつけるべきだと思います。

ここ数年の傾向ですが、ランニングコストを下げるというものがあります。雪風さん(スイハイ者の各ブログ参照)や円藤さん(アクアライフ2009年 3月号参照)の水槽がその最もたるものでいろいろと工夫されている点が随所に見受けられます。余分に電気代をかけるよりか、最も効率的なところで運用しようという試みのものです。Vortechがここまで評価されたのは、発熱対策がしっかりしていたということもあります。水槽内の海水への供給熱量を下げるというのが、今後システムを組む上で重要です。家の水槽の照明はほとんどLEDに切り替えました。大型ポンプは5年くらい前にほとんど除去しました。

ウエーブはVortechと同じ、ちょっと計算しにくいですので概算でよいと思います。私も結局最低値と最高値に表記を変更しましたし。

ベルさん♪

>エーハ1262はscwdとクーラー繋いでいるので数字の割には強く感じないですね

1262はカタログスペックと比べるとなんか弱く感じますね。でも壊れないから安心して使えます。傑作ポンプのひとつです。私は大好きです。

>実際稼動させると本水槽が泡の粒子で真っ白に(笑

GN粒子のツインドライブは同調させるのが難しくオーライザーの設置が推奨されています…

…ではなくて、水に戻すときに排水側を水中に沈めて、そこから水槽内を回す感じの配管にしたり、スキマー槽側はきっちりエア抜きして送れるようにしなければなりません。が、実際はケースバイケースです。ここら辺はプロのアドバイスが必要でしょう。私はこの辺がまったくわからないので、サンプは単なる空水槽です。…思いつきでいろいろと詰め込めるので…。

なるほど

それも そうですね
ポンプの発熱もかなりなものがあります
特に水中ポンプですと尚更ですね

あえて ゆっくりと回した中で 確実にスキマーを働かせるのも大切な事かもしれませんね

>餌や添加剤をあげているときに稼動させては餌を取るだけですしね

そこは考えてませんでした!!

スキマーON

狩人さん。

>そこは考えてませんでした!!

最近のシステムの傾向としてはスキマーに強弱をつけるパターンやON/OFFをさせるのが多いように思えます。

大家

ZEOvitのアレキサンダーの水槽

本水槽 1056L
サンプ 250L
合計 1306L

サンプと本水槽をつなぐポンプ
2500L/h

2500L/1306L=1.91回転

え?こんなに回転数少ないのですか?
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プロフィール

Tetsuo☆キラリ♪

Author:Tetsuo☆キラリ♪
♪♪♪♪♪♪♪♪
マリンアクアリストにょろ。
最近はジョジョにょろ。
スタンド占いはメタリカです。鉄分を遠隔操作できるスタンドです。本体は暗殺団のリーダー、リゾット・ネエロです。反骨精神豊富にょろ。
「ついに…オレ…は…つか…んだ。システムの正体を…」


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“なんもない”と“いないばぁ”は一青窈の唄名ということ以外、一切関係ありません。

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