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2009-11-24

ハナヒゲウツボ イエロータイプ

Yellow Ribon eel
学名:Rhinomuraena quaesita
和名:ハナヒゲウツボ
英名:Ribbon Eel、Ribbon Moray
販売名:イエローリボンイール
画像個体全長:80cm
インド洋・西部太平洋に広く分布。
大阪府のやどかり屋から入手。



一属一種の特殊な種。
が一部のアクアリストには疑問をもたれている種。

多くの場合
黒→青→黄と色変化するといわれており、
青地に黄の個体が多いです。

が、小数ながら
黒→黄
黒地に黄という個体もいます。

飼育下でもこの現象は確認されており、黒い幼魚が黄色くなるという現象が確認されています。
また、その逆もあり、イエロータイプを入手した場合、飼育下では黒の部位が広くなるという現象が国内外のアクアリストから報告されています。

餌付けが難しく、やはり小型の黒い個体の方が容易です。
大きい個体が難しいというのはにょろも変りません。

この個体の餌付けはかなり苦労しました。
まずは、落ち着くように巣穴を作製し、その中で生活できるようにしました。

サクサクの歯ごたえクリル
女の子もよろこぶスィーツ甘エビ
とろーりまぐろ
脂ノリノリのはまち
ぴちぴちの活エビ
尾鰭の動きがそそるよ活メダカ


とあげ続け、メダカを口に含むところまではいきましたが…
あまがみしただけ…

”あまがみするなら、俺にしろ!!”…というギアス(願い)が通じたのか…

入手4週間後…
ついに飲み込みました。

餌はまぐろのたたき
これを食べたので、つぎはまぐろのたたきを等量の水で薄めます。
この液体に甘エビの刺身を漬けておきます。
そして、そのまぐろのエキス漬け甘エビをピンセットで…

もぐもぐパクリ。
感動!!!

数日後に同じ要領で作製した甘エビをあげるとパクリ。

にょろ餌付け完了にょろーん♪
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2009-11-23

吸収 戦役

Bio-digest…

Superlative
Extruder
Interlocked
Technology
Exclusive
Nexus

NINE
ELEMENTS

えーと、
爆照阿聖天九極式(ばくてりあ せいてん きゅうきょくしき)
…かしら…

爆照阿…聖天九極式…添加!!
添加!!


ハナヤサイサンゴ ピンク
青色LED直下で育てています。購入時は茶色でした。
コンフサ 茶
青色LED直下で育てています。購入時はメタグリーンでした。現在は茶色。成長点は淡い緑。



今回は水槽内でリン酸吸収するPAOの話にょろ。

某日。
POEさんという世界的にも有名な御隠居と密談をしました。
海とは遠く離れた内陸の地”CORAL COUNTRY”で、すっかり世捨て人のような生活を送っていたPOEさんですが、…ついにECOsystemで挙兵するとのこと。
これで打倒“神聖ナチュラル帝国”の道がまた一歩前進です。

POEさんからは
Prodibioの"Bio-digest"にはPolyphosphate Accumulating OrganismのParacoccus denitrificansが入っていると聞きました。
P. denitrificansは脱窒細菌という思い込みが私を誤解させました。

そうです。

あれはPolyphosphate Accumulating Organismなのです。
リン酸を吸収するのです。


ということは、
脱窒細菌であり、PAOのP. denitrificansはDenitrifying Phosphate Accumulating Organismなのです。
"Bio-digest"にはDenitrifying Phosphate Accumulating Organismが配合されているです。

VSV methodで"Bio-digest"を使用するのはこういう根拠があったにょろ。

P. denitrificansはグラム陰性の好気バクテリアです。
海水でも育ちますが、塩分濃度が高くなるほど、リン酸蓄積能力は損なわれます。
その分ミネラルでブーストアップです。
カリウムやマグネシウムを水槽で高濃度に維持してリン酸蓄積を促進させたあげるのです。

P. denitrificansは塩分濃度があがるとリン酸蓄積能力は下がりますが、他の要素で上げることもできます。

このように各バクテリアごとに適切な環境をつくらなければ意味をなさなくなる場合があるのです。

そして組合せても意味がない場合ということもあります。
というかお互いに阻害してしまうのです。
光合成細菌(アクア用の場合はRhodobacter spp.が多い)と添加剤Aの組合せが一例です。
光合成細菌が添加剤Aに含まれる有機酸を分解して小さくするのを阻害するのです。
この分解された有機酸は他のバクテリアの栄養源となるのですが、この場合は、他のバクテリアは恩恵を受け取れなくなります。
逆に、Rhodobacter spp.だけを増やしたい場合は有効な手段です。

添加剤Aに含まれるアルデヒド類、フェノール類などもいただけません。どちらかというと他の菌を殺す場合もあります。
添加剤Aは多種多様の形態の有機酸が含まれるだけではなく、多くの微量元素が含まれています。これは水槽内の生体にとってとてもメリットのあることです。

各添加物個々の特性を知ることは重要です。特にメーカーの説明をよく読み、使用前に理解するべきでしょう。

同時に組合せについても深く考えるべきでしょう。
メーカーに問い合わせるのも良いですが、他社製品との併用の場合は明らかに仕様外です。よってメーカーに答える義務はないと言えるでしょう。
そこでアクアリストの力になるのはショップのオーナーや店員です。
別の会社製品の組合せを行なう場合は事前に聞いておくとよいにょろ。

参考文献)
大竹哲夫. 皆知りたい!ZEOvitのヒミツ, 民明書房,
CORAL COUNTRY
GLASSBOX DESIGN
POEさん
Ericさん
2009-11-07

SPS の 島

そうだ。
俺が間違っていた。
カルシウムリアクターなどに頼ろうとしたのが、いけなかったんだ。
ストロンチウム、マグネシウム、カルシウムを完全な状態におかねば、自然な形状は取り返せないんだ!!


ジュリアンの屋外水槽
The Reef Aquariumの著者の屋外水槽。私の最も理想とする水槽。我が人生目標。でも今回のテーマとは逆…芸術というよりもネイチャー。特に水槽の下のあたりが…。
多くのマリンアクアリストは彼の室内の水槽の方が好むと思います。まぁ、私はこちらの方が一押し。

ジュリアンの屋外水槽のSPS
美しいSPSの数々。見えにくいがフレームAも5匹居ます。

昔はとにかくSPSを育てようということで水面ぎりぎりまでSPSを育て、水槽内にSPSの島を作るアクアリストがいました。日本ではアキリンさん、海外ではワイキキアクアリウムのDelbeekさんの水槽が今でも有名でしょうか。他にも現在では名前の知られていない当時の先鋭アクアリスト間でも”育てよ育て”とSPS密度の高い水景をつくる流行のようなものがありました。その後はADAの影響で日本式レイアウト水景が増えました。種分け、色分け、形状分けの配置ということもあり、以前とは違い、より不自然な水景、人工的な水景です。

が、それが悪いというわけではありません。
その美しさ、水景、芸術性は高まり、趣味としての地位を上げ、マリンアクアリウム人口を増やすことに大きく貢献することになりました。特に雑誌で繰り返し掲載されているアクアリストの水槽を見ると、まさにアクアリストのセンスと技量が水景から発せられています。すばらしい芸術作品です。

自分の水槽では各個体を眺め変化を逐次観察するだけですが、芸術性優れた水槽は全体像を見て、その刻の流れに身をまかせたくなります。いつまで見ていてもあきません。

今回はこのような水景水槽でのシステム論、添加剤SPS骨格についてです。

ECOsystemでは珊瑚の骨密度があがるという結果があります。これはミネラル供給によるものです。
ECOsystemではミラクルマッドを使用することで、自然に近いミネラルバランスを供給し、骨密度をあげることに成功し、より自然な形状のサンゴを育てることを可能にしました。

単純に自然の海にあわせるのも良いでしょうが、サンゴの成長により、水槽内でのミネラル消費量も刻一刻と変化します。そのため歪な形なSPSに水槽内では育ってしまうことがあります。
それならば補正すれば良いのです。
故意に狙って育てるというのもありです。

それではどうすれば良いのか、
それがミネラル比です。
各ミネラルのバランスを調整するのです。

SPS飼育において、

トゲスギミドリイシの骨格研究があります。
ミドリイシの骨格内はその基本となる柱部位、そしてその柱間を埋める部位からなります。
まずは柱の部分が形成されますが、中はスカスカ。成長が進むにつれ、間が埋まり、つまり骨密度が高くなります。
柱の部分はカルシウムに対してのマグネシウム比が高いです。そして間を埋める方はカルシウムに対してストロンチウム比が高いです。

昔からストロンチウムを添加するのはこの骨密度をあげるため、頑丈な骨格をつくるためのものです。
ストロチウムが不足すると強度のない骨格のミドリイシになってしまいます。

近年マグネシウムが藻類抑制のためへの添加としてまた見直されているので、枝は伸びる傾向になるかもしれません。

ミドリイシの一種では21から29℃内において水温があがり、光が強くなると石灰化がすすみます。そしておもしろいことにカルシウムに対してのマグネシウム比は増えます。つまり枝がのびるのです。
ところが水温があがるとカルシウムに対してのストロンチウム比は落ちます。つまりスカスカの骨になるのです。

この温度による石灰化の加速は珊瑚の種類によって違うので注意が必要です。
一定温度を堺にサンゴの石灰化の加速は止まり、逆に石灰化は遅くなります。

参考までに海水中の各ミネラル濃度は下記になります。

+カルシウムは380-480ppm
+マグネシウムは1285ppm
+ストロンチウムは8ppm


この数値を頭に入れ、水質を測定しつつ、自分好みのバランスにします。

このような場合、純度が高い製品を使う方が良いでしょう。
ドイツの製薬グレードの化学薬品を用いたECOsystemのNFメタル、ストロンチウムやボーリングメソッドを利用することでこういう遊びもできます。
またアキュリのエクストリーム・ストロンチウム、エクストリーム・カルシウムも安価な国産品で高品質なお勧めの製品です。

カルシウムリアクターに頼るだけでなく、添加剤をアレンジして使うことで自分好みの形にSPSを育てるのもおもしろい試みでしょう。

自分なりのこだわりを水景にみせるにょろ。 


参考文献)

Delbeek, J.C.; Sprung, J. The Reef Aquarium Vol.3, Two little fishies, Inc., 2005,
Shiraia, S 他. Minor and trace element incorporation into branching coral Acropora nobilis skeleton. Associate editor: Anders Meibom, 15, 2008,
Reynauda, S 他. Light and temperature effects on Sr/Ca and Mg/Ca ratios in the scleractinian coral Acropora sp., Geochimica et Cosmochimica Acta, 71, 2, 354-362, 2007,
アキリンさん
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Tetsuo☆キラリ♪

Author:Tetsuo☆キラリ♪
♪♪♪♪♪♪♪♪
マリンアクアリストにょろ。
最近はジョジョにょろ。
スタンド占いはメタリカです。鉄分を遠隔操作できるスタンドです。本体は暗殺団のリーダー、リゾット・ネエロです。反骨精神豊富にょろ。
「ついに…オレ…は…つか…んだ。システムの正体を…」


※記事・画像の無断転載禁止。

“なんもない”と“いないばぁ”は一青窈の唄名ということ以外、一切関係ありません。

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