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2009-10-30

ヒメウツボ 西部太平洋熱帯タイプ

ヒメウツボ 黄化体 2
学名: Gymnothorax melatremus
和名: ヒメウツボ
英名: Dwarf moray
画像個体全長:20cm
インド洋・太平洋に広く分布。
埼玉県のB-BOXと
群馬県のVESSELから入手

ヒメウツボ 黄化体 1
ヒメウツボ 黄化体 3
ゴールデンにょろ。

南日本、フィリピンやインドネシアなど西部太平洋に生息するヒメウツボに見られる個体群。個体により黒い模様が一部に入るので個体識別は容易。温帯域に生息する個体群よりも鮮やかな体色。温帯域の個体は褐色であり模様がある。同じイエロー群でも小さい個体の方が赤味が強い傾向にある。眼球の色が通常のヒメウツボとは違うのも特徴的。

他のヒメウツボよりも小さく20cm未満の個体が多い。22cm程度で成長は止まると思われる。鮮やかな黄色なうえに水槽飼育下でも色は褪せなく、小さいサイズのままとアクアリスト向けのウツボである。

飼育はやや難しく、餌を口元まで運ぶこと。
こう見えてもウツボなので自分の口よりも大きな餌でも飲み込むことができる。
他のウツボには負けやすいので混泳には向かない。
また、この2匹も喧嘩をし、混泳1日目で先住の個体の顔が噛まれ傷をおった。
数日後には後に入れた個体はかみ殺された。

価格はこの産地のウツボの中では高額。
にょろ人気の海外では高値で取引されることもある。
しかし大きくならないということで30cm水槽でも終生飼育が可能。
カニやエビは食べられてしまうものの、体高が高い魚は補食されにくい。もちろん週に2回きちんとウツボに餌をあげ、飢えさせないことが重要である。
ヤドカリは捕食されることはなかった。

このように小型水槽で飼育でき、多くの種類の魚と混泳も可能なことから、ヒメウツボの存在価値は高い。また長期飼育でも色あせすることはない。

決して安い魚ではないが、一度飼育する価値のある魚にょろ。
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2009-10-17

にょろ グッツ part 1

にょろ 3種
学名:不明
和名:不明
英名:不明
販売名:ウツボ
画像個体全長:いろいろ
日本全国の水族館に広く分布。
鴨川シーワールドから入手。


にょろ にょろ
一番大きな個体は鰭のできもなかなかのもの。
歯も生えてはいますが、エイリアン顎がないのが残念。
たしか、同じ個体を以前、海遊館で購入した記憶があります。
2匹目入手ですね。
1匹目は水槽の都合で友人に引き取られていきました。
やっぱこの個体好きなのですね。
ついつい見つけると買ってしまいます。

中サイズの個体は鳴きウツボ。鳴くんです。初めてウツボが鳴くのを聞きました。
小さな個体は極短。でも太いです。成魚と全く同じ体色なのも珍しい。
トラ柄だからトラウツボかと思いますが、本物のトラウツボは赤白。
残念。
2009-10-11

波 の 真実

おれは波に会うまでずっと死んでいた。無力な光のくせに生きれるってうそをついて。波のない水槽なんて、ただ生きているだけのサンゴなんて、緩やかな死と同じだ。

ヒラムシ on オオタバサンゴ
初見のヒラムシの一種。文献を調べて同形状のものを確認できず。激珍種と判断。光合成依存系。LR上は移動できず、ポリプや共肉の接触したサンゴ間を移動し、増殖します。わずか1週間オオタバサンゴ同士を接触させていたら感染しました。1個体は6ヶ月以上飼育しており、ヒラムシが害を与えないのは確認済み。簡単にコントロールできるので、模様と考えとくに駆除はしません。希少種はいつ全滅するかわからないので大切にしませんと。この水槽でのヒラムシは2種目確認。1種目はコペポーダ食だったので駆除しました。

波の続編的になるのかと思う人もいるとは思いますが、書き手側としては光の話なので延長ではなく、全く別の意図で書いています。

また、システム論ではないと思うかもしれませんが、私としてはベルリンシステムについての理論として書いています。なんで日本式ベルリン?は良いのか、それを文献を元に説明しているということです。

実際SPSを状態良く飼われているアクアリストはこういう面をきっちり抑えているのでしょう。

と解説的言い訳文章を冒頭に書いて、今日の本題。
グリッターライン
以前はメタハラでつくる波面の輝きに惚れてメタハラを導入するアクアリストは多かったですが、ここ数年、LEDでこの波面をつくるアクアリストも増えました。私もその一人でリーフタンクを立ち上げるのにLEDだけで10万円以上投資しました。

価格無視で書くと個人的にはレコルトの一番古いタイプのブルー球が良いです。独特の色合いで、これと同色はそれ以降出ていません。残念ながらこの球は廃盤です。コストパフォーマンスで言えばJUNのLED製品群がお勧めです。

では光についてちょっと勘違いをしやすいことについて今回は書きます。

水面と水中の照度はどちらが高いでしょうか?

もし、一時的にでも、という条件ならば、正解は水中です。
波は直進光下ではグリッターラインをつくります。グリッターラインとは水面にできる光の模様のことです。科学的には別の名称を用いるべきですが、今回はThe Reef Aquarium Vol.3にのっとり、アクア用語を使わせてもらいます。

直進光はメタハラや指向性の強いLEDを使用します。
このグリッターライン上での光は増幅され強くなります。しかし、これは一時的に強いものなので、実際には光は強弱のある波のような波形の強度となります。ジュリアンらによると、2倍の強度の光にもなるそうです。もちろんのことUVも増幅されます。

ところが水槽での実験では自然界ほどの増幅を望めません。これは作られるレンズ(波)の形状にあると考えられています。

また、測定間隔が短ければ、短いほど、よりこの増幅差は大きく取れるはずです。このグリッターライン効果の光の増幅は5から20ms(ミリ秒)と言われているほど短いです。本来はこの間隔よりも短い単位で測定すべきでしょう。

しかし本当に重要なのは、測定される照度とはちがうのではないでしょうか?

トゥーネンの報告にあるように重要なのは照度の変化ではないでしょうか。特に水深が深くなるにつれ、この増幅が大きくなることが確認されています。(MA50号MACNA-XX講演レポート参照)

ではこのレンズ、どの深度に集光されるかというと…単純計算ではリンチとリビングストンは波の間隔の5倍すれば良いとしています。例を下に書いておきます。

3cm間隔の波
集光深度15cm

5cm間隔の波
集光深度25cm

7cm間隔の波
集光深度35cm

10cm間隔の波
集光深度50cm


波のつくる光の強度について考慮しながら、水槽内に配置したサンゴのために波をつくるとよりベテランの水槽に近づけるのでしょう。

今回は以前のスーリンさんのコメントを元に書きました。
スーリンさんのコメント内容とは異なりますが、生体内反応に関してはまた後日。私はまだまだ勉強不足なので、もっと勉強してから書きます。


参考文献)
Delbeek, J.C.; Sprung, J. The Reef Aquarium Vol.3, Two little fishies, Inc., 2005,
Lynch, D.; Livingston, W. Color and Light in Nature, Cambridge University Press, 254, 1995,
Riddle, D. Feature Article: Glitter Lines: More Than Aesthetic?, Advanced Aquarist Online, Vol.3, MAY, 2006,
MACNA-XX講演レポート, Marin Aquarist, 50, 139-140, 2009,
スーリンさん
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Tetsuo☆キラリ♪

Author:Tetsuo☆キラリ♪
♪♪♪♪♪♪♪♪
マリンアクアリストにょろ。
最近はジョジョにょろ。
スタンド占いはメタリカです。鉄分を遠隔操作できるスタンドです。本体は暗殺団のリーダー、リゾット・ネエロです。反骨精神豊富にょろ。
「ついに…オレ…は…つか…んだ。システムの正体を…」


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“なんもない”と“いないばぁ”は一青窈の唄名ということ以外、一切関係ありません。

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